骨粗鬆症と運動
あけましておめでとうございます。。。の時期はもう遅く。
1月が始まったと思ったら明日から2月!!時間が過ぎるのは本当にあっという間ですね。
今年の年末年始は、西へ東へあちこち車で大移動。。。
車での移動ばかりだったので、運動不足が気になった本日担当の保坂です。
今回は、骨粗鬆症と運動について書いていきたいと思います。
骨密度の低下防止に効果的な運動ってあるのでしょうか?これさえやっていれば。。。と言う
運動があれば教えて欲しい!と言う方もいらっしゃるかもしれません。
これさえやっていれば、絶対骨密度は低下しないと言う運動は残念ながらありません。
ですが、骨は、負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になり、強くなる性質があります。
散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど、日常生活の中で出来るだけ
運動量を増やしましょう。
骨折予防に有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどがありますが、
ご自身の状態に合わせて無理なく続けることが大切です。
その他、ご自宅で簡単にできる体操を紹介します
①開眼片脚立ち
フラミンゴのように片脚で立ちます。
不安な方は壁やテーブル等に手を付いても構いません。
片脚立は両脚の2.75倍の負荷かかると言われており、骨を強くする効果があります。
また、バランス感覚が鍛えられるので転倒予防にもなります。
1分間の片脚立ちは、約53分の歩行に相当するともいわれています。
②ふくらはぎとアキレス腱のストレッチ
1.前に出した方の脚の膝を曲げて体重をかけていき、後ろの脚のふくらはぎを
伸ばします
2. 後ろの方の脚の膝を曲げ、アキレス腱を伸ばします。
片脚30~40秒くらいを左右交互に行います。
③背筋を伸ばすストレッチ
※1 立った姿勢で ※2 座った姿勢で
1 壁から20~30㎝離れて立ち、壁に沿って両手を出来るだけ上の方に伸ばします
2 頭の後ろで手を組み、両肘を出来るだけ後ろの方に引き、胸を開きます
上記以外にも、当院では様々な体操を提案しています。
骨密度の検査を受けた際にはぜひ耳を傾けて頂けたらと思います。
まだまだ寒い日が続きます。
週末は雪が降るとの噂もチラホラ。。。
日常生活に体操を取り入れ、寒さに負けない身体にしていきましょう!