人が歩くとは??その6
こんにちは。理学療法士の豊島です
涼しくなって秋も深まってきたな思ったら暑くなり、暑いなぁと思ったら、また涼しくなり、着る服が1週間で変わっていくの、大変ですね。
季節の変わり目は体調も崩しやすくなるため、体調管理には気をつけたいものです。
前回の話で一通り歩行周期についてのお話をさせていただきました。
普段なにげに歩いている中にはあらゆる筋肉が働き、そして、あらゆる外力に対して身体はたえず調整しながら歩いていることがおわかりいただけたでしょうか?
本日は歩行の効率性についてお話しようかと考えていたのですが、先日、少しだけおもしろいものが写真で撮れたので、共有したいと思います。
題して「人はそもそもなぜ何も考えずに歩けるのか?」ということです。
今までの私のブログの内容をみてくださった方にはわかるかもしれませんが、歩いているときにはあらゆる筋肉が働き、身体を制御させながら前に進んでいきます。
ですが、これだけ多くの筋肉が働きながら歩いているにも関わらず、みなさん普段から「右足を前に出して、〇〇筋を働かせて、その間に反対側のこの筋肉を働かせて、あ、ついでに体幹安定させておかないと…」なんて、考えながら歩いたことってありませんよね?もし考えながら歩いている方がいたら教えてください(笑)
これはなぜかといいますと、人間には歩くために必要な筋肉の組み合わせや働くタイミングなど、すでに頭の原始レベルにプログラミングされているからなんですね。しかも、それはまだ歩くことのできない新生児の時期にもプログラミングされており、これを原始反射の中で「自動歩行」というものになります。
この「自動歩行」ですが、実は先日、私事ではありますが、第二子(男)が誕生し、ちょうどもうすぐ生後3ヶ月になります。ためにし、私の次男に自動歩行を誘発したところ、少しですが、歩く姿を見せてくれました。
この写真の左足を見ていただきたいのですが、右足がついてから、左足がだんだんと高くなり、前に行こうとしているのが少しだけおわかりいただけると思います(わかりにくかったらすみません…)
このように、人は歩くというそのものの動作が頭の中でプログラミングされており、かつそれは赤ちゃんの時からすでに備わっているということです。
本日の私の投稿は以上です。
次回は人が効率的に歩くために必要な要素についてお話できればと思います。
以上、豊島でした。
次回もお楽しみに!