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人が歩くとは??その5

こんにちは。理学療法士の豊島です

 

暑い!暑いですね!溶けますね!

しかしながら、「人が歩くとは?」をブログに投稿している豊島だけに、暑さにも負けず毎日出勤時には20~25分程度を歩いています!

病院に到着すれば即座にお茶で水分補給、身体を回復させてから仕事に取り組んでいます!

 

それでは、この暑さにまけることなく投稿します。

 

本日は「人が歩くとは?その5」です。

 

前回は片方の足のつま先まで体重が乗っていき、その後、少し足が浮くか浮かないくらいのときの話をしました。今回は片方の足が地面から離れて、また地面につくまでの間の話をします。ここは一気に話したいと思います。

 

Kirsten Gotz-Neumann (訳)月城慶一ほか, 観察による歩行分析,2009

 

この図のように右脚が地面から浮いて、足先が身体より前にいき、再び地面に足が接地する手前までの間を遊脚期と呼びます。

 

この期で大切なこと、それは足がしっかりと地面から離れていること(約1cm程度といわれています)です。

 

高齢の方でよく問題になるのが、この約1cm程度の地面からの足先の離地が低下していることで生じる転倒の問題です。

 

では、転倒しないためには足をしっかり上げればいいのか?というと、そうとも言い切れません。この約1cm程度の離地状態を作るには、足をしっかり上げるのではなく、歩幅をしかり作ること、そう、前回のその4で話した立脚後期の場面が重要になります。立脚後期の機能がしっかりとしていれば、足をしっかりあげなくとも、足はちゃんとあがってきます。

 

あまり想像つきませんかね?

 

もし詳しく話を聞きたい方は豊島までお声がけ下さい。

 

以上で本日のお話を終わります。これで、歩行におけるすべての周期の説明いたしました。

次回からはなぜ人間はこれだけ効率よく、何も考えずに歩くことができるのか?そのあたりをお話できればと思います。

 

なお、今までお話した歩行のお話はすべて一般的な教科書レベルのお話です。

医学は日進月歩ですので、まだまだ歩行についてはわからないことは多々あります。

ぜひご興味ある方はご自身で調べていただくと面白いかもしれません。

 

 

以上、豊島でした。

 

 

次回もお楽しみに!

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