成長と走りについて🦶
少しずつ春らしい陽気に近づいてきましたね。
本日は大山がブログを担当いたします。
今回もまたアミカル関連から・・・
自分が関わっている学年は小学 1~3 年生なのですが、ここ最近、以前より早く走れる選手が増えているように感じます。
そこで今回は発育・発達そして走ることに関して少し触れていきたいと思います。
小学1~3 年生はプレゴールデンエイジとよばれる時期になります。
この時期は神経系の発達が著しくなり基本的な走る・跳ぶ・投げるなどの動作を行うことで今後の専門的な動作や技術獲得につながります。
その後、ゴールデンエイジとよばれる時期になり専門競技の基礎的な動作習熟に適した時期に移ります。
そして走動作についてですが、
走速度(スピード)の決定には大きく分けて 2 つの要因があります。
それはピッチとストライドです。
ピッチ(歩/秒)とは、1 秒間の歩数のこと。
ストライド(m/秒)とは、1 歩の距離のこと。
どちらかをトレーニングすればよいわけではありません。この力は相反するのでバランスよくトレーニングしてあげることが重要です。
アミカルの活動の中で準備運動の 1 部として以下のことを取り入れています。
ピッチに着目したトレーニング例
ラダー・マーカーステップなど、
ストライドに着目したトレーニング例
大股でのスキップなど、
特に変わったメニューではありませんが、反復的に行うことで動作獲得につなげています。
また足の運びだけでなく手の振りも意識して取り組んでもらっています。
この時期だからこそとても重要な要素だと感じています。
これらの練習が、少しでもこの先の成長へつながってくれることを願います。
4 月は新体力テストなど学校で行われると思います。
50m走は種目であると思うので学生の皆さん春休みにこっそり練習してみてはいかがでしょうか?