スポーツとトレーニング〜前編〜
こんばんは。
今回はトレーナーの藤ノ木が担当します。
3/20の予定だったようですが、勘違いしており1週間後の今日に🙏
小松先生とタイミングが被ってしまいました🙇♂️
そのかわりと言ったら変ですが、前編・後編の二本立てでブログ投稿しようと思います。
(後編は数日後にアップする予定です)
さて、ここ数週間はWBC⚾️で日本中が大盛り上がりでしたね!
準決勝&決勝と、最後まで手に汗握る白熱した素晴らしい試合でした。
やはり大谷翔平選手は世界の『オータニサン』!二刀流は流石の一言。
そして、ダルビッシュ有選手のグラウンド内外での存在感も世界一には欠かせませんでしたね!
今回は、このメジャーリーグで活躍してる両選手についてお話したいと思います。
2人に共通してる点は何でしょう?
それは、『身体のサイズ』です。
高校時代やプロ入り後の写真といま現在の写真を比べると一目瞭然です。
(著作権の関係もあるので、ここでは掲載しません。気になる方は是非調べてみてください。)
一昔前までは、『トレーニングをするとキレがなくなる』『野球が上手くなる為には野球の練習だけをすればいい』といった考え方がされていました。
もちろんその考えが全て間違っているとは限りませんが、大谷選手とダルビッシュ選手、その他最近のトップアスリートを見ると、身体が大きな選手が多い事が分かります。
野球というスポーツを上手くなる以前に、アスリートとしての能力を高めるといったイメージでしょうか。
ただ早く走ったり、高く跳んだり、遠くに投げたりするだけであれば、従来のウエイトトレーニングで十分だと思います。
ただそれでは上記で挙げたような、『キレがなくなる』という結果に繋がり、結果としてパフォーマンスは下がってしまいます。
では、どうしたら良いのでしょう?
スポーツの場面では、『瞬間的に』『爆発的に』走ったり跳んだりしなければなりません。
つまり、どういう事かと言うと、100kgを10秒かけて持ち上げるA選手と、80kgを5秒かけて持ち上げるB選手がいたとします。
一見、A選手の方が高いパフォーマンスを発揮しているように見えますが、100kgを10秒かけて持ち上げると言うことは、5秒経過時点では50kgという事になります。(ここでは分かりやすく単純計算としています)
より速く、より重い重量を持ち上げられるのであれば、それはアスリートとして高い能力を持っているという事になります。
少し極端な話でしたが、ただウエイトトレーニングをするのではなく、『短時間で高いパフォーマンスを発揮する』ようなトレーニングをするのです。
これこそが、『パワー』になります。
パワーを高めた上で、野球というスポーツの練習をする事でより高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
少し難しい話でしたが、トレーニングという観点からスポーツについてお話させて頂きました。
次回はこのパワーについてもう少し掘り下げていきたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
藤ノ木