あけましておめでとうございます🎍
2022年が始まりました。
寒い年越しからの…4年振りの大雪警報🌨
千葉は10cmくらい積もったようですね。
転倒して怪我をされた方が受診されていますが、まだ1月初旬、寒い日がしばらく続きます。
日の当たらない場所では先日の雪の溶け残りが、アイスバーン状態で歩道に居座っているところもあります。
くれぐれも転倒にはお気を付けくださいね。
前回のブログで『足の形』と『アーチ構造』について少し触れました…いや、正確には単語を出しただけですが。
今日はその2つについて簡単にお話ししたいと思います。
まずは一つ目。
足の形は大きく3つに分類されます
・エジプト型・・・親指(第1趾)が一番長いタイプ。約70%の日本人がこのタイプ
・ギリシャ型・・・人差し指(第2趾)が一番長いタイプ。欧米人に多く日本人は約20%程度
・スクエア型・・・第1趾と第2趾(+第3趾)の長さが同じ、全体的に四角張ったタイプ
ちなみに、この3つにプラスして『ドイツ人型』『ケルト人型』と言うのを加えて、自分のルーツが探ったり、性格診断なんかにも
最近は使われることもあるようです。
自分のルーツを探るのに足の形。。。なんだか興味がそそられますね。
次に2つ目。
健常な足には、下記の図の通り『内側縦アーチ(土踏まず)』『外側縦アーチ』『横アーチ』があります。
足を前方(指先)から見ると、真ん中がやや浮いた半円を描いたアーチになります(非荷重時)
・内側縦アーチ・・・足の内側縦方向の一番大きなアーチ。一般的に『土踏まず』と呼ばれる部位
・外側縦アーチ・・・足の外側縦方向のアーチ。外見上は分かりにくい。小さいけどしっかり身体を支えてくれる。
・横アーチ・・・中足骨部に存在するドーム型の横方向のアーチ
アーチには『バネ』『クッション』『バランス』の3つの作用があります。
足の前方に体重をかけていくと、横アーチは消失し、足裏全体で体を支えています。
歩行時には、縦アーチと横アーチの働きによって地面からの衝撃を吸収し、足や足関節、膝関節、腰などへの負担を軽減する
重要なクッションの役割を担うとともに、体重のかかり方を分散させて、推進力に変えています。
このアーチ構造は、大人になるにつれて靴や歩き方、生活環境、または遺伝によって崩れたり消失してしまう人が少なくありません。
では、アーチ構造が崩れるとどうなってしまうのか。。。
それは次回のお楽しみに。
今回の担当は保坂でした。