この時期の食養生
こんにちは!
セラピスト(鍼灸マッサージ師)の篠崎です!!
定番になりました食養生についてお話いたします。
この時期、暦の二十四節気でいうと「立夏」となります。
今年の立夏は、5月5日です。
立夏は夏の始まりで、草木が茂り気持ちの良い風が吹いて晴天が続く頃です。
陰陽五行説では“火”に属し季節の特徴は“暑”で、
これから陽気が最も盛んになります。
中医学では“心”の機能が活発となります。
また、“心”は神であり精神面と非常に関わりが深い臓器と考えられています。
そのためこの時期の陽気の上昇とともに自律神経をコントロールできなくなり、
イライラやのぼせ・頭痛や不眠などの症状が出やすくなります。
汗をかきやすくなるため、体の水分が減り水分とともに“気(エネルギー)”も同時に失われるため疲れやすくなります。
冷たいものを摂取することが多くなることで胃腸の調子も崩しやすくなります。
この時期に起こりやすいトラブル…
・熱っぽさや不眠
・動悸、息切れ
・皮膚病など熱症状
・食欲不振
摂取したい食材のポイント
・精神的に安定させる
・陽気を体外へ発散させる
・体を冷やす
・水分を補う
・胃腸の働きを整える
おすすめ食材
ごぼう、茄子、にんじん、そら豆、枝豆、インゲン豆
紫蘇、きゅうり、オクラ、トウモロコシ、トマト
ピーマン、レタス、梅、びわ、イチゴ
かつお、アユ、あなご、あさり、山芋etc…
上手に摂取して、暑い夏に備えましょう!!