1月の食養生
こんにちは!
年末年始、地デジが映らず退屈な正月休みを過ごしていた
篠崎が担当いたします!!
前回のブログでは
11月の食養生について書かせていただきました。
今回は1月の食養生について
1月は暦では「小寒」と「大寒」の2つの節気があり、日毎に寒さが増していきます。
寒さによる冷気は、
「寒邪」となって体内に入り、
風邪や関節の痛み、手足の冷え、
胃腸不調などの症状を引き起こしやすくなります。
そのため、「陽気」を補う
体を温めるものや滋養強壮に働くものをとることがおすすめです。
東洋医学的にみると
1月は「腎」が弱くなりがちです。
腎は、生命活動を行うための基礎的なエネルギーである「精」を貯蔵する臓器です。
腎が衰えると免疫力が低下しやすくなってしまうため、腎を養生するものを食べることがポイントです。
おすすめの食材
羊肉
羊肉には、体を温める作用があり、冷え性や貧血などの改善につながります。
腎を補う作用もあるためおすすめ。
L-カルニチンが豊富に含まれています。
カルニチンは、脂質の代謝を促す働きがあるため、脂肪燃焼につながります。
ねぎ
ねぎは、辛味のある食材なので気の巡りや血行を促進する働きがあります。
また、消炎や解熱の作用があり、寒気を伴う風邪などの症状緩和におすすめです。
ねぎ特有のにおいは、アリシンによるものです。アリシンは、殺菌効果や血行促進、疲労回復、食欲増進などの働きがあります。
その他の食材
黒い食材は腎を養うとされているので、
黒ゴマ・黒きくらげ・こんぶ・黒米・黒豆等がおすすめ。
また、エネルギーを補充して身体を温めてくれる、人参・大根・いもなどの根菜類、米や麦、生姜・ニンニク・にら・かぼちゃなどもお勧めです。
これらの食材を上手に取り入れ、
寒さに負けず、
風邪にも負けず
コロナにも負けない丈夫な身体で
この冬を乗り切りましょう!
春が待ち遠しいですね