リオ・オリンピック、サッカー
リオオリンピックサッカー男子、日本代表、初戦のナイジェリア戦で酷評され、2戦目のコロンビア戦盛り返しましたね、、、最終戦スウェーデンに勝って、コロンビアが引き分け以下であれば決勝トーナメント進出です、、、
このチームの監督を務める手倉森さんとは、ベガルタ時代に3年間一緒に仕事しました。
2010年にスペインから日本へ戻って来た際、誘って頂きトレーナーとしてチームで仕事した訳ですが、手倉森さんの事を一言で言えば、リーダーの中のリーダーです、、、
たぶんサッカーの監督をしてなくて別の仕事をしてたとしても組織をまとめ成功してたと思います。メディアではいろいろと言われておりますが、選手達のモチベーションを上げる言動等は、今までいくつかの監督を見てきましたが素晴らしい限りです。
例えば選手を叱る際、、、必ず1対1で人の見えない所で叱る、、、(選手達にもプライドがある)、練習を行ってる際、グランドから一歩引いてグランド全体を見てる、、、(練習してる選手、それを手伝ってるスタッフ、その他、、、)
監督としては当然の当然ですが、毎週のリーグ戦から外れた選手への説明、、、象徴的なのは常に“ポジティブ”な言葉を選手達に使ってた事です、、、
負けた後でも、、この敗戦は負けるべくして負けた、、等、苦しい状況下でもそういった言葉を言い続けると、選手達の言動等もそうなっていくものです、、、
ベガルタ時代、他のチームと比べて決してスター選手達が集まってた訳ではありませんが、2012年にはあともう少しでJリーグで優勝する所まで行きました(2位で終了)
優れた指導者というのは、その競技の指導法等、戦術、その他にに長けてなければなりませんが、当然ですがそれだけではダメと言う事を改めて思い知らされたものです。
ダジャレのレベルの相当なもので、試合後の記者会見等、常に何かに引っ掛けて笑いと取る所も頭の回転が速いという事でもありますね、、、
良く言ってたのは、ブレずに自分の“信念”を通し続ける事で先が開ける、、
オリンピック予選、最終戦スウェーデン戦(11日早朝)がありますが、必ずや何かをやってくれると思っております。
マツイ