健康保険、医療システムの違い|千葉市中央区のスポーツ整形外科

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健康保険、医療システムの違い

こんにちは Matsui です。
今日は日本と海外(ヨーロッパ)での健康保険の違いを、自分が関わってたエスパニョール(スペイン)育成年代選手達の例を出しながら話していきたいと思います。

まず日本では、、、ほぼ全ての人がいわゆる国保や社保等の健康保険に加入してますよね、、それにより、日本国内どこにでもある医療機関を自由に受診する事が出来ますし、選べますよね、、、
一方自分が居たスペインでは、、、いわゆる国の健康保険はありますが、何かあればまずホームドクターと呼ばれる、自分が住んでる地域に割りあてられてる病院に連絡して予約を取らなければなりません、、、どんな病気、ケガだろうが、まずその割り当てられたホームドクターが診て、それから専門医へと紹介されます、、、なので非常に“面倒”です、、、かつ病院を選べない、、、

しかしながら、あちらでは基本的に医療費はタダです(薬代も、、、)。日本と同じく健康保険代を毎月払い、実際の医療費はタダ、、、 一方の日本は毎月健康保険代を払った上での、窓口で3割(2割、1割)負担、、、(国家予算での国民医療費の増加は相当なものですからね、、)

ただし、あちらでは国ではなく、民間での保険がありいわゆるお金持ちは、そちらの保険に加入し、その保険会社が契約してるドクター達と、いち早く診察へとしてもらう事が出来ます。
自分も国の健康保険とは別に、個人で民間の保険会社と契約し、何かあればその保険会社に連絡して素早く専門の医院へと行ってたものです、、、自分は金持ちではありませんが、お金を持ってる人がより良い医療を受けれる、、、とも言えます。なので、そういったお金持ち達は、国の健康保険は必要ない、、、とも言えます。

スペインでは、サッカーをPlayしてる少年達は、全てスペインサッカー協会に登録されています。毎週末全国あらゆる所で、スペイン協会統一形式でのリーグ戦が、あらゆるカテゴリーで行われます。もちろん“ケガ”が出るのは当然で、エスパニョールやバルサ等のプロクラブであれば、毎練習時に、チームドクターが常駐しておりますので、そのドクター達が現場で診る事が出来ます。一方その他の町クラブ達の選手は、自分達で病院に行かなければならない訳ですが、なんとスペインではサッカー協会管轄の診療所がスペイン全土、各都市に置かれているのです、、、で、そこを受診するにはスペインサッカー協会の選手証がそのまま診察券となっております。
週末が終わると、あらゆるクラブの選手達がこの診療所を訪れ、いわゆるスポーツ専門医に診てもらっております。面白いのは、そこでドクターが君は2週間Play禁止だ、、、と言われると、診察券である選手証がそのまま没収され、選手はその間試合には出れないシステムになっております。

無論診療費も、国の健康保険のようにタダです。

勿論良い面、悪い面あるとは思いますが、こうやって一般選手達のケガ等の対応をしてるのは特筆に値するものと思われます。

ちなみに自分が居たプロクラブであるエスパニョールは、トップチームのドクター、Bチームのドクター、そして育成カテゴリーのドクターが居て、練習時には必ずトレーナーと共に常駐してたものです。
(暇になると常にサッカーの話かくだらない話か、お菓子を食べておりましたが、、、)

バルセロナにはあの本田選手の膝の手術をした、クガットという膝の有名なドクターがおります。
あちらでは前十字靭帯の手術として“再建”ではなく“縫合術”もやり始めたと聞いております。
いずれのシステムにせよ、適切な対応で、出来るだけ早く選手達を復帰させてあげたいものですね、、image

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